共同研究プロジェクト

「真正で探究的な学びを実現する教育コンテンツと評価手法の開発」
(研究開発責任者:松下佳代)

 E.FORUMは、内閣府による SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の課題「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」に採択され、現在、「真正で探究的な学びを実現する教育コンテンツと評価手法の開発」(研究開発責任者:松下佳代)に取り組んでいます。
 これは、「社会を創る資質・能力」を育成する「真正で探究的な学び」を実現すべく、パフォーマンス評価を生かした教育コンテンツとカリキュラム全体を見通した評価システムを開発し,各学校や各自治体における実装に取り組むものです。「探究的な学び(inquiry-based learning)」とは課題発見・解決のプロセスを含むものであり、「真正の学び(authentic learning)」とは学校外や将来のリアルな社会や現実世界の文脈で遭遇する本物の、あるいは本物のエッセンスを保持した活動を通した学びです。また、「パフォーマンス評価(performance assessment)」とは、知識や技能をリアルな文脈において活用することを求めるような評価方法を指します。具体的には、レポートやプレゼンテーションなどを求めるパフォーマンス課題やそれを評価する基準であるルーブリック、様々な作品を系統的に蓄積・評価・活用していくポートフォリオ評価法などが含まれます。
 本プロジェクトの取り組みについては、順次、E.FORUMのサイトにて発信してまいります。どうかご注目ください。

 図1 本プロジェクトの概要


 

図2 2024年度の実施体制